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詩客 ~僕の詩一つ、地球に殴り書き~

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人心


金切り声をあげ
鉄の塊がすぐ脇を通り抜ける

日々
この声に人が誘われてしまう
そんな時代

呆気ないのは
戦争と変わらない

このホームの向こう側に
望む未来があるとは思えない

それでも人は
毎日電車に跳び
命を絶とうとする

それでも俺は
毎日電車に乗り
命を預けている

電車に決められた命は
行き場を無くしてしまうから
心の行き先を
俺は一人
決めることにした



2004.7.28 作


まだ電車通勤をしていた頃の詩。
JR福知山線脱線事故犠牲者のご冥福を祈りつつ、ここに記す。
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by kzo10. | 2005-04-28 01:41 | 詩 - 詩を綴ります -
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