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詩客 ~僕の詩一つ、地球に殴り書き~

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10年ぶりのキャラメル。

水曜代休な6・8。
思い立ったように新宿に向かう。
日曜にふらっと立ち寄った歌舞伎町で手にしたチラシがここに誘う。



演劇集団キャラメルボックス
劇団創立20周年記念公演2

東京公演
2005年6月8日(水)
シアターアプル

『広くてすてきな宇宙じゃないか』14:00

『僕のポケットは星でいっぱい』16:00

作・演出 成井豊

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はじめて観たキャラメルボックスは「ヒトミ」(1995)。
その後、『また逢おうと竜馬は言った』『レインディア・エクスプレス』と1995年作品を立て続けに観て以来なので10年ぶりのキャラメル。
なんともう20周年らしい。スタッフさん方が来ていた背番号20の20周年記念ユニフォーム欲しい...。


ハーフタイムシアター2本立てな今回。
1ステージ60分。両方を一気に前日予約してしまう暴挙に出て観劇する。


プロデューサー加藤さんの前説を聞くとなんだか懐かしさでいっぱいになる。
「キャラメルを観に来たんだな...」
10年ぶりのそのトークのテンション。変わっていないです。
でも10年前はメガネしてた気がします。あともっと若かった。
(当たり前か。こちらも高校生、専門学生な時代やし)
それに若い劇団員さんを2公演とも相方にしていた。
それでも現役より芸達者な加藤さん。さすがです。
公演運営のトップがこうして前説をずっと続けてるっていうのは凄いことだと思う。



『広くてすてきな宇宙じゃないか』


「広くて」を観るのはこれが2回目。
でも、本家キャラメルボックスが上演する「広くて」を観るのはこれがはじめて。
はじめて観たのは私が学生時代演劇活動していたアマチュア劇団演劇公演企画の上演。
客として観ていた私はそれがきっかけで演劇公演企画に入り演劇をたしなむこととなる。
つまり間接的にキャラメルボックスというきっかけから演劇というものに入門したわけです。

詩を書き始めたのも17歳なら演劇に目覚めたのも17歳。
なんかキーな年齢だったのかもしれません。

「広くて」...こんなに泣かされるとは思っていませんでした。
知人と一緒に見ているわけではないので流れる涙もそのままに観劇しました。
ふと見れば周りからもかなりの鼻をすする音。
やっぱみんな止まらないよね~。
基本的に女性だらけなのでさすがにそのままロビーに出るのは恥ずかしいので涙は拭く。

西川浩幸さん、ほんと毎回面白い。
普通に芝居してても面白いし、ネタも面白いし、真剣芝居への切り替えも凄い!
私の好きな個性派俳優さんに竹中直人さん、西村雅彦さん、筧利夫さんといるわけですが、
この辺に匹敵する面白さと舞台上での妙な存在感。ほんと不思議な方です。

大森美紀子さん、ヒトミでは天然オーナー、竜馬ではやはり天然上司。
私の中ではなんかかわいい年上お姉さんなイメージがあったわけですが、おばあちゃんははまり役過ぎです。
ほんと泣かされました。ラストもめっちゃやられて追い討ちかけられました。
最高のおばあちゃんです。ありがとう!

他のほぼお初に観る役者さん方もそれぞれ魅力的に演じておられました。
特にカシオの畑中智行さんのさわやか元気な演技はその後の『僕のポケットは星でいっぱい』にもリンクしてとてもよかったです。そのジャンプ力など身体能力にも驚きました!
あとは歓迎パーティーの小道具ならぬ中道具?一度持って普通に街中を歩いてみたいです。




『僕のポケットは星でいっぱい』


少年の心、その少年が大人になった心。その共鳴。
亡き母への想い。
仕方のない...、でもやり切れない別れ。
星は星を光らせてる。
僕のまだ小さなポケットに一つ、勇気の形をした星をもらった。
そんな気持ちをくれる舞台だった。

坂口理恵さん、個人的には初キャラメルのヒトミで主演だったので上川さんとセットでインパクト大な方。
なんかこう“豪快”ていう言葉の似合う役者さんなんですよね。泣き叫ぶ声、ど根性突っ込みな声、とにかくでっかさとこまやかさを併せ持つ演技をなさりますね~。アリマさんの30年片思いを語る説得力はやはり豪快でございました。

岡田さつきさん、なにより大好きな「また逢おうと竜馬は言った」(公演期間中3回も見た多分かなり珍しい客)のちっとお水な雰囲気と甘ったる~感のある声。変わっておりませんね~。いやなんか笑いレベルは上がった気がする。だいぶ笑わせられました。

それにしても上演中、あの人がチラッと出るとは思いませんでした。
さらにカーテンコール、この日6/8はヤマノウエ役・阿部丈二さんの誕生日でみんなでハッピーバースデー歌いました。
その時にケーキを持った西川さん登場。やはり外さないですね。最高でした。
阿部さんは私と同じく28歳になったそうです。
あっしは一足早く6月6日に28にならせていただきましたです。

いろんなサプライズがあった10年ぶりのキャラメル。
そういえばビデオ撮影日でした。観た回がDVDになったら嬉しいな~。


最後にプロデューサーの加藤さんへ。
上のミュージカルの音、全然気になりませんでした。
そんなものに気が散ってしまう芝居はしてないですし、仮に散らされたとしてもすぐ引き込んでくれる魅力的な舞台です。
なかには苦情もあるのかもしれませんが、ロックに負けないファンタジーがありますぜ!

でもその芝居に対する情熱、観客を想う気持ちには感動させられました。
『ロックに負けるな!キャラメルファンタジー♪』
そんなサイドストーリーをこの公演では観せていただいたので3本立て?



涙と勇気をもらった2005・6・8。
なんとなく自分に誕生日プレゼントな一日。
ほんとキャラメル2時間、食べ過ぎちゃいました。
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by kzo10. | 2005-06-08 23:56 | 日 - 日々の出来事 -
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