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詩客 ~僕の詩一つ、地球に殴り書き~

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映画「誰も知らない」

少年はこの世界を
どうしてそこまでして見つめるのだろう
声が変わり背が伸びるその時に
保護者となった少年
彼をそうさせたのは母親だろうか
父親達だろうか
それとも今こうしてある
社会という環境だろうか

そう
実はその全て
だから僕はくやしくて
あとからあとから涙が溢れた
自らが属するこの社会の狂いに
情けなく不甲斐なく悲しく辛く
そしてそれでも生きるその少年たちの
生き様に
純粋さに
強さに
しばらく恥も外聞も無く
流れる粒を拭かないまま
そのスクリーンの向こうに
これからの自分を映しこんでいた

夜の横浜駅前の雑踏を
こんな気分で目を腫らして歩くのは
まだ自分が映画の中にいるような感覚にさせられる
あの四人の兄弟姉妹を
僕は自分にダブらせて
生涯忘れられない映像となった

今こうしている僕らも
あの少年と同じ目をしていたことを
もう一度思い出してこの社会に触れてみる

あの表情をしていた頃の自分を
もう一度思い出して生きていきたい



2004.9.14  記 kzo


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by kzo10. | 2004-09-25 14:36 | コラボレー詩☆
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