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詩客 ~僕の詩一つ、地球に殴り書き~

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妖かしの街


終電まで間のある空白で
僕はそっと人間観察の旅に出る

雑踏と音楽が鼓膜でハモり
煙草と酒と香水と夜風が
ないまぜに僕を歪(ひず)ませる

こんなに人がいる空間で
孤独に浸るのは悪趣味だろうか?

高い踵(かかと)のスタッカートが
雄のリズムに火を着ける

酔った親父の通る怒声が
脂ぎったある種のパワーを発する

横浜の夜は刹那の出会いで
海が揺らめきビルが輝く

いつか出会う人と今はすれ違う
妖かしの街に僕は立っている
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by kzo10. | 2004-09-29 19:30 | 詩 - 詩を綴ります -
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