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詩客 ~僕の詩一つ、地球に殴り書き~

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階段

延々と続くその階段は
幾つ段を重ねようとも
新しい姿を見せず
遥か宙空に溶ける

果てのないその階段は
地の底を突き抜け
生ける物無き楽園へと
人を誘(いざな)う

自らの足で一歩一歩
踏み固めることこそが
それぞれが辿り着くべき場所への
最短距離

その一歩と一呼吸をを切り取って
言葉は足跡となる



駄目だ
その一歩がどんなに辛かろうとも
その向こうへ飛ぼうとしてはならない
闇の中へ飛ぼうとしてはならない



そこは宙空とも楽園とも繋がってはいない

砂時計の砂が落ちることのないその空間に
飛び出すことを選んではならない


行こう
誰かの手を握ってもいい
肩を借りたり
疲れたらおぶってもらったっていい

この階段を
全部一人で登り切る人は
いないのだから




up or down
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by kzo10. | 2004-10-03 16:05 | 詩 - 詩を綴ります -
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